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2006年7月アーカイブ

おなかが大きくなってくると困ることはいろいろあるけど、その中でも切実なのが夜寝る時の姿勢。
どんどん大きくなるおなかの重みで仰向けになると腰がしびれるようになります。
以前は仰向けで眠っていた私。
腰が痛くなるようになってからは横向き寝を心がけていました。
でも、朝になるとやっぱり仰向けになっている。
そんなときは背中がしびれてどうしようもありません。
こういうときこそ、夫の出番!
起きぬけに背中から腰にかけてそっと指圧してもらうと血液がめでたく再開通。
大げさではなくてほんとに「ブシュー」と血が通う感じなんだなぁ。

で、妊婦さんはいったいどうやって寝ればいいんでしょうね。
一般的に「左を下にして寝る」ってのを推奨されているようです。
背中には太い血管が通っているんだそうで、仰向け寝ではこれが圧迫されて血液の循環が悪くなってしまうんだって。
あかちゃんは無論自分で呼吸なんてできないから、お母さんの血液から酸素を得ているんですよね。
血液循環が悪いとあかちゃんも苦しいんだそうだ。
背骨の少し右側に太い血管が通っているから、左側を下にした方がいいんだって。

でもさあ・・・、人間、下になっている方がしびれてくるから一晩に何度も寝返りを打つわけで。
左下にして寝ようって思っても夜中に何回も寝返りしてるんだよね、あたしなんか覚えてないけどさ。

左を下にして上になっている足の膝の下にクッションを置いたちょっとうつぶせに近いスタイルを「シムスの体位」っていいます。
これ有名な体位。もちろん試してみた。
しかーし、問題発生。
この姿勢になると必ず、おなかの中で赤ちゃんが足踏みを始めるんです。
元気なのは嬉しいが、寝られやしない。
どうしたものかと悩みながら寝不足の日々が続いています。

7月5日に「マタニティマーク」について書きましたが、嬉しいニュースが報じられました。

『「首都圏の16鉄道事業者は外見からは分かりにくい妊娠初期の女性にも、車内混雑時に席を譲るなどの配慮をしやすくしようと、妊婦に身に着けてもらう共通の「マタニティーマーク」を8月1日から各駅事務所などで無料配布する。』(共同通信)

すんばらしい!利用者が多い駅で配布してくれるなんて理想的。その上無料なんて言うことないです。

060726

これがそのマタニティマークです。
『「ハートに包まれた母親と赤ちゃんの図に「おなかに赤ちゃんがいます」の文字が書かれている。』(共同通信)

あとは妊婦以外の人にこのマークをいかにして周知するかが課題ですね。
電車の中にポスターが貼られたりするといいな。


7月6日に「冷たい世の中の温かい人たち~出産予定日まであと78日 」というタイトルで電車の中の話を書いた後も、何人もの方が私に席をゆずってくださいました。
朝の通勤満員電車なのに譲ってくださった40代の男性、席に座れた途端私をみつけて譲ってくださった40代男性・・・。
この場をお借りして感謝を伝えさせてください。妊婦友達の誰に聞いても「電車では席を譲ってもらえないものと思って乗ることにしている」といいます。だからこそ、親切にしてもらえると本当にありがたくてジンとします。

記事を書いた後のことをお話すると、20代~40代の方のみ譲ってくださるという年齢構成は変わっていません。
50代の女性は狸寝入りと読書で無視。(ほんとこれは発見でした)
50代以上の男性について言えば、妊婦やお年寄りに席を譲るという発想自体持ち合わせていないように感じます。(あ、いつも譲っているよ、という方ごめんなさい)目を開けていても周囲が見えてないんじゃないかとすら感じます。お仕事で頭がいっぱいなのかもしれませんね。それに体力の衰えも感じていらっしゃるでしょう。
でもね、仕事仲間と元気いっぱいに帰りの飲みの話をしている50代男性が優先席を占領しているのを見ると、なんだかげんなりします。「ほら、あなたのすぐ横にお年寄りが立っていますよ」って思っちゃうんです。席を譲るかどうかはもちろん個人の自由です。でも、お互いを思いやることができれば、もっと暮らしやすい世の中になるなあって思います。

私はここ数ヶ月で彼らより若い世代の人たちの方が、よっぽどスマートで思いやりがあるんだと感じるようになりました。
あ、そっか!若い世代の方が思いやりがあるなら日本の未来は明るいんじゃん!

ドラマなんかで「赤ちゃんできたかも」と病院で診察を受けるシーン。
ドクターと患者のやりとり。
「おめでとうございます。妊娠3ヶ月ですよ。」
「ええっ、本当ですか!」
・・・これよくありますよね。
でも実際のところはこんなやりとり、まずないようです。

というのも、体調の変化にきづいて病院で診察を受ける時期は妊娠7週あたり。
妊娠2ヶ月と言われる時期。
この頃は受精卵が無事に子宮に着床してやっと成長を始めたころなんですよね。
この後順調に推移するかどうかはしばらく様子を見なくてはいけないのです。
というわけでまだまだ「おめでたい」段階ではないんですね。
実際ほとんどの病院で最初に妊娠を確認できた時に「おめでとう」は言わないようです。
尿検査で妊娠反応を確認し、エコーで赤ちゃんの育つ袋(胎芽)を確認、さらに赤ちゃんの心拍を確認できて、ある程度の週数が無事経過したところで、やっと初期のハードルを超えたことになるんですね。
私の場合は4回目の検診10週目でドクターとナースから
「おめでとうございます。」
を笑顔とともに贈られました。

初診で「おめでとうございます」を言ってもらえなくて悲しかったという人もいるみたいですね。
これはドラマのシーンが刷り込まれているせいも多分にあるかと思います。

でもこれって「ぬか喜びさせてはいけない」というドクターの思いやりだよね。

どんなものでも無料券ってもらうと嬉しいですよね。
妊婦がもらえる無料券があるのをご存知でしょうか。
私が住んでいる地域では「妊婦健康診査受診票」というのが2枚、母子手帳の付録としてついてきます。
(多分自治体ごとに詳細は違うと思いますが)
この「妊婦健康診査受診票」というのは2回に渡って血液検査を公費負担で受けられるというもの。
普段の診察は健康保険が効きませんから全額負担しているのでこの無料券は本当にありがたい。

しかも!出産時に35歳を過ぎる妊婦についてはプラスして「超音波検査受診票」というのがもらえるんですねー。
ふっふっふ。私ももらいました。
これのおかげで診察のたびに受ける超音波検査(いわゆるエコー)の費用が無料になるんです。
35歳を過ぎててよかったと思ったのはこれが初めてです。
診察後なんだか得した気分になり、思わずお茶して帰りました。
その分貯金しておけばいいのに。

まあ、冷静に考えてみると
「35歳を過ぎた妊婦はリスクが高まるので検査を受けてもらいましょう。」ということなんでしょうが。
この券は、区役所で妊娠届けを提出した際に妊婦の年齢欄を確認して出してくれます。
「あ、私気をつけて妊娠生活送らなくちゃいけないんだ」
とおかげで気付かされたんですよね。

で、自分はマル高なんだなと言い聞かせて日々を送っていたら出会う助産師さんたち誰もが口をそろえてこう言うんです。
「え!あなた本気で自分がマル高だって思ってる?自分の体が年とってるなんてほんとは思ったことないでしょ。これぐらいの年じゃマル高っていわないのよ。だからあんまり考えなくていいの!今じゃ40歳で産む人なんてザラなんだから。」
って。
現場の助産師さんにそう言われると妙に納得いたします。

妊娠がわかって数回検診に通った頃、ふと疑問に思った。
「母子手帳っていつもらうのかしら?」って。
病院の先生に尋ねてみると
「母子手帳をもらってきてもらう時期はこちらから案内します。」と言われた。
で、実際に案内されたのは妊娠10週に入った日。
ある程度心配な時期を乗り切ったところでということなんでしょうかね。

自治体によって交付の手順には多少違いがあるようだけど、私が暮らす地域では、病院から「妊娠証明書」のようなものをもらって地域の区役所などに届け出ることになっている。
窓口で「妊娠届」(そのまんまの名前ですね)に記入して提出すると正式名称「母子健康手帳」が交付される。

妊婦友達が母子手帳の交付を受けるため某地域の窓口を訪ねたときは「妊婦キターーーー!」って感じでとっても歓迎&おめでとうムードだったそうだ。役所でも気分盛り上げることあるのね。
私の地域の窓口では、ビジネスライクな対応でしたけどね。
母子手帳の他に「妊娠期の過ごし方」だとか「あかちゃんが産まれる前に用意しておくもの」だとかたくさんの冊子やパンフレットももらいました。「勉強することいっぱいなのね」と気合が入りましたっけ。

さて、皆さん母子手帳って見たことあります?
お嫁に行くときに自分が生まれたときの母子手帳をお母さんからプレゼントされたなんていう人もいるみたいですね。
そういう素敵な経験がなければ、自分が妊娠するまで見たことない人って多いんじゃないかなぁ。
中身は意外なほどに妊娠中に記入する欄が少ないと感じました。
これも自治体によって違いがあると思いますが、

1ページから7ページは妊婦の基本データと妊娠中の記録。
8・9ページは出産の記録
10・11ページは妊婦の体重変化と歯の状態
12ページは両親学級受講記録

となっています。
残りの14ページ~88ページは赤ちゃんの記録や子育ての知識編なんですね。赤ちゃんの大切な記録が出来上がっていきます。
これはたしかに本人にとってもいい記念になりますね。

私もいずれプレゼントしてあげることを想像しながら、細かく書き込んでいこうと思っています。

妊娠がわかって嬉しい気持ちが一段落したころ、いつかすんなり仕事に復帰するために準備をしておくことがないかと考えた。
ニュースやトレンドなどのフォローアップや発声・滑舌の訓練は当然続けなくてはならない。
その他に気になることといえば、やはり外見の変化である。

よく「ひとり産んだ後が女性として美しい時期だ」なんていう話を聞く。
松嶋菜々子さんしかり、竹内結子さんしかり。
でも、そこにはそれなりの努力があったハズ。
まず、体型に関して。
妊娠中の体重変化は理想では7~8キロ。10キロ増加までは許容範囲というが、15キロぐらい増えてしまう場合だって実はそれほど珍しくない。
「このまま戻らなくなったらどうしよう・・・」
と不安にかられる妊婦さんも少なくないと思う。
産後は子育てに没頭して(疲れ果てて)いつの間にか体重が戻る場合もあるみたいだけど、シルエットの点から見ると変化は避けられないかもしれない。
これには色々な産後体操があるらしいのでいずれやってみようと思う。

ならば、今やっておくべきことはないか?
ある!やるべきことは日焼け対策。
妊娠すると色素が沈着しやすくなる。
体のあちこちの色が少し濃くなってしまうのだ。細かくは言いませんけどね。
同じように顔にもシミが出易い。
できることならこれは避けたい。
そこで私は冬のうちから日焼け止めをバッチリ塗ることにした。
それだけでは足りないかもしれないので、お天気のいい日には目から入る紫外線を防ぐためにサングラス。更には日傘も併用。
完全武装である。
そんな格好でおなかが大きいんだからなんだか不思議な風体だ。
半仮装のような状態で過ごしたおかげか今のところシミソバカスは増えていない・・・と思う。

でも、どうやら本番はこれからみたいなんですよね。
妊娠後期の方がシミできやすいんだって。
まだまだ気を抜かないぞー。

妊娠に気付くかどうかという頃は胎児の主要な器官が形成されるとても大切な時期。
ということは、胎児の発育に悪影響を及ぼす要素はなるべく取り除いた方がいいですよね。
そのため妊娠反応検査は早めに行った方がいいと言われているんですね。

しかし現実はなにしろ妊娠していることに気付いていないんだから普段と同じ生活をしてしまうことが多い。
お酒は飲むし、たばこの煙でいっぱいのところにいるし、風邪ひいたかなと思えばクスリも飲むし。
ちょうど忘新年会と妊娠初期が重なった人なんて、毎日浴びるほど飲んだ挙句翌朝のムカツキを「二日酔い」だと思い込んでいたなんて話も聞く。
後から思えばツワリだったのに、毎日それを解消しようと胃薬もグビグビやってたらしい。

で、私はというと妊娠に気付く前に気になることを3つやってしまっていた。
ちょうどお正月の帰省をした頃で、母と久しぶりの酒盛りをし飲みに飲んでいた。
しかし後から計算してみると着床以前の頃、分かりようがない。
で、飲み相手の母に「そーんなこと言ってたら妊娠するかもしれない年齢の女性は誰も飲めなくなるじゃん」とよくわからない慰めをもらいくよくよするのを止めた。
そして、私が妊娠かもと思い始める一週間ほど前、かねてから予約していた親知らずの抜歯をしてしまっている。もちろん麻酔をして。
さらに術後に痛み止めを1回飲んでいた。
これには本当に心配になった。

産婦人科でドクターに抜歯をした日を伝えて、その影響について尋ねた。
すると先生カレンダーを見ながら指折り数えてなにか計算しだした。
「ああ、大丈夫ですよ。受精後18日間は薬の影響はないといわれていますから。」
と言って先生にっこりした。
ほっ。
ダメ押しでわたくし歯科医の先生にも聞いてみました。
やっぱり
「大丈夫ですよ。妊娠がわかっていればあえて抜歯をすることはありませんが、わかっていないうちだとしても、問題があったという事例はこれまでありませんから。」
とにっこり。
まあ、これ以上は心配しても仕方ない。

で、この相談をしたときに産婦人科の先生がピラっとくれた紙片が私の手元にある。
「こういうものについては心配ありませんからね。」
ということだ。

・局所麻酔
・ペニシリン系
・セフェム系
・X-線
・消炎鎮痛剤
(アセトアミノフェン)

妊娠に気付いた後ならば、もちろんクスリの服用は医師と相談すべきだと思いますが、考えていたよりも心配はいらないということでしょうか。
そんなことよりも心穏やかにのんびり過ごした方がいいかもしれませんね。

妊娠すると定期的に医師の検診を受けます。
初診のときには「妊娠反応」の有無を見るための尿検査をしました。この検査の中身はというと市販の妊娠検査薬と同じらしい。イマドキの妊娠検査薬はとても精度が高くって99.9%正しい検査結果を出せるとうたっているものもあるんですよ。びっくりですねぇ。
だから病院でドクターに
「妊娠検査薬試してみました?それで陽性なら間違いないと思いますよ」
なーんて言われちゃったりします。それほど信頼度が高いってわけだ。

この尿検査以外に初回で行うのは超音波検査。いわゆるエコーってやつですね。
妊娠初期は経膣エコー。中期になると経腹エコーにかわる。
最近では3Dとか4Dとか進化が著しいようですが、私の通院している病院は普通のエコー。白黒で赤ちゃんの影が見える。それでも十分ワクワクできます。

検診の楽しみはなんといっても赤ちゃんの発育具合を確かめることだけど、検診には他にも目的があるんですよね。母体が問題を抱えていないか、産まれてくる赤ちゃんになにか影響のある因子がないか検査するのだ。
私がきょう現在(30週)までに受けた検査項目を挙げてみよう。
・細胞診検査
・クラミジア
・血液型検査(ABO型、Rh型)
・白血球数
・赤血球数
・ヘモグロビン量
・ヘマトクリット
・血小板数
・HBs抗原検査(B型肝炎抗原検査)
・HCV抗体(C型肝炎)
・梅毒検査
・トキソプラズマPHA
・風疹抗体価
・HIV
・成人T白血病ウイルス
・MCV(平均赤血球容積)
・MCH(平均赤血球血色素量)
・MCHC(ヘモグロビン濃度)
・血小板数
以上の検査は初期と中期の2回に分けて血液検査で行われた。
このほかに16週からは毎回の検診のたびに血圧、体重、浮腫、腹囲・子宮底長測定、尿蛋白、尿糖の検査を受けています。
こうしてみると入念に体を調べている感じがしませんか?会社の定期健康診断や住民検診ではここまで調べることはありませんよね。
友人がこう言っていました。
「妊娠したことで自分の体の健康チェックもできた」と。
うん、同感。

暑い・・・あまりに暑すぎる。梅雨明けはしてないっていうけど夏本番顔負けの暑さだ。

この暑さに数ヶ月前のことを思い出している。私の出産予定日を9月だと聞いたときの経産婦さんたちは異口同音にこう言った。
「あらまあ、一番暑い時期を大きなおなかで乗り切るのねえ。頑張ってね。」
「はぁ・・・。」
その時の私は一体ナニが大変なのかまるっきりわかっていなかった。
しかし、今では痛いほどわかった。暑いのだ。とにかく暑いのだ。夏なんだから当たり前なんだけど普段の夏に増して暑いのだ。

「おなかにストーブを抱えているようなもの」「羊水は40度もあるらしい」など、妊婦の暑さを表現する言葉はいろいろある。まぁーーあ、むっちゃ暑い!
暑ければエアコンの効いた部屋で涼しく過ごせばいいだろうって思うでしょ?
ところが、今の私は母親学級だか両親学級だかで聞いた助産師さんの言葉がひっかかっている。
「難産に陥る人は体に冷えが溜まっている人なんですよ。日頃から体を冷やさないようにしてください。」
う・・・難産イヤだ。
それに体が冷えるとむくむことも自分の体で実証済みだし。

というわけで、狂信的にアンチ冷え生活を過ごしています。
エアコンなしで過ごす猛暑の日々。
妊娠してからあれほど恋しかったサウナでの発汗が今こうしてタダで手に入れられるようになりました。
汗だくだくよぉ。新陳代謝は超活発。お肌ツルツルになるかもね。
・・・そうでも思わないとやってられん。

先輩ママさんがくれるいろいろなアドバイスの中に「出産前にやっておいた方がいいこと」っていうのがあります。
こどもが産まれてしばらくはできなくなることがたくさんあるから、今のうちにやっておいたらいいわよ、ってことですね。
これまでに聞いた「プレママ to do リスト」を挙げてみよう。
・静かなレストランでの食事・夫と二人きりの思い出旅行
・美容院
・映画館
・コンサート
・ラーメン屋さん、お好み焼き屋さん・・・などなど。

おなかが重くて辛くなる前、つまり安定期あたりにあちこちでかけて楽しんでおいたほうがいいのかもしれません。

ところで、この「プレママ to do」でへええ、と感心したのが絵本購入。産まれた後だとじっくり絵本を選ぶことが難しくなるんだって。なるほど。
産まれたばかりは周りさえ見えてないんだし、絵本なんてまだまだ先のことと思っていたけど、産まれた後じゃ遅いんですね。 といっても、どんな絵本を選べばいいのかいざとなると悩みます。
で、こんなサイトを知りました絵本ナビ 年齢別のおすすめがあって初心者には選びやすいです。
キーワード別のおすすめ本もあって楽しめます。
パパやママの話が分かるようになってきたらきっと何度でも「これ読んで」ってせがまれるんだろうなあ。
だったら、読んであげる親の方も楽しめるものがいいなと思っています。

このブログは妊婦の体の変化についてなるべく正直に書こうと思っています。なので、思い切ってちょっと恥ずかしいハナシをひとつ。

妊娠4ヶ月15週頃のこと。なんかむちゃくちゃ体中が痒くなってきた。最初はおなかの周辺が痒かっただけなのに、しばらくすると背中や胸、太ももまで痒くなってきた。
その痒さたるや夜中に何度も目が覚めるほど。気付くと体中に掻き傷ができている。眠ってる間に掻きまくっているらしい。ボリボリボリ。オヤジみたいだ。

なんでこんなに痒いのか?気になってネットで調べてみた。
「妊娠掻痒症」というらしい。
妊婦の実に60%ほどが妊娠中に痒みを感じるんだって。
でね・・・。お医者さんの見解をお知らせしておきましょう。

「産めば治る」んだって。とほほ。

この「産めば治る」という言葉、妊婦ならば誰もが一度は言われたことがあるんじゃないかと思います。私が経験した痒みだけじゃなく、貧血とか、腰痛とか、むくみとか・・・。

仕方ないから産むまで頑張って乗り越えろっちゅうこっちゃ。ふーむ。

しかし、この後何故だか分からないけど私の痒みは1ヶ月ほどでおさまりました。 まったくいろんなことが起こるねぇ。おもしろいなぁ。

「妊娠後期になると子宮に押されて、胃が上に上がってくる。そのせいで一度に食べられる量が減ってくる。」らしいとは聞いていた。

胃がすこぉーしずつ上の方に移動してきて、「ん?最近食べる量が減ってきたなぁ。あ、胃が上がってきたんだ。」なんていう風に気付くもんだと思っていた。

ところが、29週1日目のきのう、車に乗っていたら(つまり座っていたわけ)、なんの前ぶれもなく胃がつきあげられて、もどしそうになり間一髪のことろで止めた。あぶないあぶない。別に食べ過ぎていたわけでも、前かがみになったわけでもなく、姿勢良く座席に座っていただけなのに。劇的に胃が上に上がったんだろうか?それとも日増しに強くなる赤ちゃんのキックを胃にくらったのかもしれない。

そのあとも、胃のむかつきは収まらなかった。こどものころから胃が弱く胃痛慣れしている私。胃カメラ経験はすでに2回。もちろん胃薬のお世話になることは日常茶飯だ。でも、妊婦にクスリはご法度なんだよねぇ。さて、どうしたものか
「胃が痛いときには右側を下にして寝ると楽」だということを経験で学んでいたんだけど、妊婦は左を下にして寝るのがいいと言われている。(これについてはまた書きますね)さて、困ったど。
あ!そういえば、「胃腸の調子が悪いときは数時間絶食するのが有効」と言ってた人がいたなあ。胃にもお休みをあげましょうってことだよね。うんやってみよう。というわけでわたくしただいま絶食13時間経過。やっと胃が軽くなってきました。しかし、赤ちゃんに栄養を供給しなくてはいけないので夕食には胃に優しいものを食べようと思っています。

あ、それから、足ツボマッサージ。サロンでは、反射区に子宮など婦人科系に直結するツボがあったりするせいか、妊婦さんは受け付けてもらえませんが、胃のツボを押すだけならいいだろうと自分で土踏まずあたりを押してみた。すると、あら不思議、胃が軽くなったような気が。情け容赦なく力を入れるために夫に登場願って「ぐーいぐーい」押してもらいました。ほんとにやっていいのかは分からんのだが。 クスリにも医者にも頼らず胃弱を克服するぞ!なんだか野生に戻っている気がしますよ。

聞いてないよぉな妊娠後の体の変化、きょうは「便秘」について。

私、女性でありながら「便秘」には縁のない人生を歩んでまいりました。高校時代、同級生の超かわいい女の子が「あたし1週間出てないのー。」というのを聞き、そのルックスとのギャップに心底驚いたことがあります。便通は毎日あるのが当たり前という幸せな子だったんです。

ところが、妊娠が発覚したばかりの6週目ごろから、出なくなりました。こんな経験初めてでほんっとあせりました。なんだかおなかが重いし、何日ぶりかで兆候が出てきたらそれはそれで大変な苦しみだし。(汚くてゴメン)。

で、なんでこうなるんだろ?と調べてみました。
なんと腸があかちゃんがいる子宮を思いやって活動を抑えるんだとか。えーーーーーっ。すごい思いやり。それはそれで人間の体の神秘を感じるけど、便秘すると体の中から毒素が抜けないから逆に良くないんじゃないから「大きなお世話」なんじゃないだろーかという疑問も禁じ得ません。

ま、なにはともあれ便秘対策です。なにしろ妊婦にクスリはご法度。食べ物で解決するしかありません。
とりあえず朝、起き抜けのフルーツと冷たい飲み物を試してみました。→効果なし。
毎日のヨーグルト→特に効果なし。
プルーン→3日目から効果あり。ただし、一日1粒が適量。それ以上食べると効果ありすぎ。
そして、試行錯誤の結果、意外なものに助けられました。
どこかで「アレルギー体質には雑穀がいいらしい」と(真偽のほどは不明)聞きかじって妊娠3ヶ月から食べ始めた十穀米、これが良いみたい!毎日お米に混ぜて食べていたら便秘を解消していることに気付きました。
そういえば、友人の旦那さんが「ノンカーボンダイエット」に取り組んで、ごはんを一切食べなかったときに重症の便秘になったそうです。そのときお医者さんが「ごはんには食物繊維も含まれているから、食べないと便秘になっちゃう」といってたんだって。
そういえば雑穀には食物繊維がいっぱい。なるほどねえ。

そうそう、妊婦さんの間では「ラブレ」も評判いいですよ。でも、大人気で手に入りにくくなっているそうですね。

電車に乗ると時折こんなアナウンスが流れます。
「お年寄りや体の不自由な方、小さなこどもを連れている方、妊娠中の方には席をお譲りください。皆様のご協力をお願いします。」
わざわざ言われるまでもない当然のことだと思っていました。
が、しかーし、2006年日本の現状は、大の大人にこんなことを言っても無駄みたいですよ。

両親学級で知り合った妊婦友達は一様に「電車で席を譲ってもらったことなんかない」と言います。妊娠6・7ヶ月のおなかが十分大きくなった時点での発言でした。
また、出産経験者からは、「譲ってもらうどころか意地悪された」という声さえもあります。
バスの優先席に座っていたら、おなかの大きさに気付かなかったらしいオッサンが「若いくせに座ってんじゃない。」と怒り出したり(こういう人はそれに気付いても決して謝らない)、足を広げて座っていたオッサンの隣の空席に座ろうとした妊婦さんが肘鉄くらわされたり(このときは車内の別のおばさんが「コッチに来て座りなさい」と親切にしてくれたそうだけど)。そういえば、私も意地悪されたのはやはりおじさんだったなぁ。
こういうオッサンに限って自分が年老いたら「席をゆずらんとは何事だ!」って怒るんだろうな。

ここまで読んで、最初から優先席に座ればいいじゃんって思う人もいるでしょ。ところが優先席には、仕事はきっちりするんだろうな(想像)と思わせるバリっとしたスーツの中年男性と学生風のお兄ちゃんたちが座るんですよ。この人たち大体眠っているから優先席に座りたい人が乗ってきても気付かない。そーとーお疲れなんでしょーねー。私は妊娠するまで優先席に座ったことなんてなかったけどなぁ。

私はというと、7ヶ月になったときに初めて席をゆずってもらいました。それ以来、きょうまでに5人の方が私に席をゆずってくださいました。(このブログに書こうと思って数えてたの)
20代・30代の女性が3人、20代の男性・40代の男性という内訳。この40代の男性に至っては、ほんの少し私がつり革につかまって立っていただけなのに「あ、気付かなくて失礼しました。どうぞ、座ってください。」とおっしゃって席を譲ってくださいました。大きなおなかで立っていると辛いし、ぎゅうぎゅう押されるとおなかをかばいきれないことがあります。だから、こんな親切にあうと、毎回ありがたくて本当に涙がにじみます。「ありがとう。」を何度でも繰り返したくなるんです。

実は妊娠前、「50代・60代の女性が出産経験もあるからか親切に譲ってくれることが多いよ。」と聞いていました。ところが、まったくそんなことはありません。びっくりするのは、まず私のおなかに気付いてじーっと「何ヶ月ぐらいかしらね?」という目で観察した後、本を取り出して読み始めるか狸寝入りを決め込む人が多いこと。これ、50代の女性のパターンです。疲れてらっしゃるんでしょうけれどもね。気付かれないよりも、こうして拒否される方が悲しいことだなと思いました。こんな経験を重ねて「電車では席を譲ってもらえないもの」と思うことにしてたんです。イマドキの若い人の方がずっと親切ですよ。

さて、上記の私の恩人5人の方には、ある共通点があります。何かわかります?

「全員ヘッドフォンステレオをつけていない」

便利で小さなメディアがたくさん登場して、ほとんどの人がイヤホンを耳に突っ込むようになりました。更に本でも広げれば、まるで自分の部屋にいるような感覚になれます。周囲の人が消え去ってしまうんですね。混んだ電車のストレスを緩和するためなんでしょうか。もちろんこうなると周りに無関心になります。どんなお年よりが乗って来ても、杖を突く人が乗ってきても気付きません。もしかしたら近くで殺人が起こっていても気付かないんじゃないかとさえ思います。

敬愛する先輩がこう言ってたことを思い出しました。「海外にでかけると、お年寄りが乗って来た途端、何人もの人が立ち上がる(たとえパンクなファッションをした若者でも)光景をよく見かけるわよ。まったく、日本は嘆かわしい」と。みんな心に余裕がないんですね。

妊娠は私に世の中をこれまでと違った視点から見るチャンスをくれました。
ああ、 そうそう、前述の私の恩人5人の方にはもうひとつの共通点があるんですよ。
席を立った後、必ずにっこり笑ってくれること。ほんと涙出ますよ。

マタニティマークって知ってます?知ってる人の方が少ないんだろうなぁ。周囲の人に気付かれにくい妊娠初期の妊婦さんが「私妊娠してます」と表明するためにつけるマークなんですよ。「これを着けている人を見たら配慮してあげてね。」ってことです。おなかが大きな女性やあかちゃんがモチーフになっていることが多いでしょうか。ストラップや缶バッチんどいろいろな形態のものが出回っていますが、妊娠雑誌の付録になっていたりもするのでそれを利用する人も多いようです。

あ、そもそも何故妊娠初期の人には周囲の配慮が必要なのか?おなか大きくないんだから別に気遣ってあげる必要ないんじゃないの?なーんて思う方もいるでしょうね。
私も妊娠してみて初めてわかりました。
一つ目の理由はツワリです。妊婦の中の50%~60%がツワリを経験するといいます。とにかく気持ちが悪い、くらくらする、立っていられないなんて状況の中、毎日をどうにか過ごしています。そんなときにすぐ隣の人がタバコを喫いだしたら、やはりつらい。泣きそうです。特に仕事を続けている人が多いこの時期、商談中や会議中に同席者がタバコを吸う場合はきついです。ビジネスの場で「私妊娠しているんでご遠慮ください」とはどうにも言いだしづらい。私も打ち合わせの最中、何度も困ったことがありました。
二つ目の理由としては、妊娠初期の流産の危険性の高さ。安定期とよばれる15週頃に入るまでは、おなかの中の赤ちゃんがしっかり根付いてくれている感じがしません。この時期に流産する人は全体の1割~2割にも達すると知って驚きました。電車に乗れば、立ちっぱなしだったり、ぎゅうぎゅうおなかを押されたり、つり革につかまってぐっと足を踏ん張ったり、おなかの赤ちゃんに過酷な状況です。妊娠初期の私は、毎晩「きょうも一日、おなかの中にしがみついてくれていて本当にありがとう」と誰にともなく感謝していました。だから、おなかが大きくなっていなくても妊娠初期の人には、配慮をしてあげてほしいんです。

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私が使っていたマタニティマークは、これ。

こぢんまりしています。デザイン性を重視してか英語表記が使われているので、これを初めて見る人には「この人妊娠しているんだな」ときづくのは難しそうです。実際、私はこれを着けて歩き回っていましたが、電車で席をゆずってもらったことは一度もありませんでした。

実は、これこそがマタニティマークというオンリーワンのものはまだ定まっていなくてあちこちから様々なデザインのものが出されています。また、マタニティマークというものが存在することすら認知されているとはいえません。だからこれを着けているのは、自己満足のようにも感じていました。
でも、小さな進歩がありました。今年厚生労働省がマタニティマークデザインの公募・決定したんです。

厚生労働省:マタニティマークをとおした「妊産婦にやさしい環境づくり」の推進について

ハートの中にママとベビーが入っているかわいらしいマーク。

3月に発表されたものですが、皆さんまだご存知ないですよね?
こればっかりは、妊婦さんだけが知っていてもなんの役にも立ちません。私は特に、妊娠に気付きにくい男性に知ってもらうべきだと思います。

テレビやインターネットを使って告知するとか、電車の中にポスターを貼るとかいろいろ方法はあると思います。それにマタニティマークのバッチなどは公的機関で「母子健康手帳」を発行する際に一緒に配布してもいいんじゃないかなと思います。同じデザインのものを着ける人が増えれば少しずつ世の中に浸透していくと思うんです。

日々仕事三昧の生活をしていると、ひとづきあいの仕方がパターン化してきているんじゃないかときづいた。私は取材を通してたくさんの人と出会っている。人脈を広げるチャンスは多い方かもしれない。
インタビューでは、相手の方に気持ち良く楽しく話をしてもらいたいと思っている。そのインタビュー中の楽しい雰囲気をそのまま延長させて友人関係にまで発展させられればすばらしいなといつも思うけれど、(実際お付き合いが始まることもあるけれど)その人の社会的地位やバックグラウンドなどお互いの情報を知ってしまっていると、サラから始まる友人関係とは少し色合いが違ってくる気がする。大人になったせいか、ちょっと大げさかもしれないけど多少なりとも利害関係が発生していると思うし。子供のころの友達づくりのようにはなかなかいかないもんだと思うのだ。

でも、この妊娠生活に入って、「仕事」や「年」や「着ている洋服」や「遊び」・・・etcでカテゴライズされない0からの友達づくりに挑戦する機会を持てた。
母親学級や両親学級での共通項はただひとつ「初めての出産を控えていること。」なーんてシンプルなんでしょう。

両親学級で出会えた人たちとは、カリキュラムが終わっても時折ランチで集まって情報交換したりしている。体の調子とか出産準備とか、つまり私たちの現在の最大関心事ね。

先日のランチでは、このグループについてこんな発言があった。「同志だもんね。」って。うん、たしかにこれからやってくる体験に立ち向かうべく、手に手をとって明るく励ましあってる感じ。あからさまに「がんばろうね」なんていわないけど。一緒にいてくれるだけでなんだか心強いのです。

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土井里美 プロフィール

土井里美写真

1970年生まれ、富山県朝日町出身。 東京で3年間のOL生活の後、放送の世界へ。 1996年BSN新潟放送のアナウンサーに。 報道、食リポート、ラジオDJなど様々な番組を担当。 2001年よりフリーアナウンサーとして首都圏を中心に活動中。 担当番組に 「ザ・ホットラインヨコハマろはす」 「土井里美のMY朝!MYペースモーニング!」 「土井里美のかわさき・みつけた」(以上、ラジオ日本) 「パルナスの丘」(NHKデジタルラジオ)他多数。 2005年にAFPの資格を取得。特技は早くて安い料理と手相観。モットーは「楽しくしぶとく」。 公式サイトは「フリーアナウンサー土井里美」。

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