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2006年8月アーカイブ

何事も準備が大事。
リハーサルを入念に行っておけば本番でも落ち着いて対処できるってもんです。
分娩にもちゃーんとリハーサルがあるのですよ。
「前駆陣痛」という子宮収縮のリハーサル。
本番陣痛の場合は定期的に子宮が収縮するんだけど、リハーサルの収縮は不定期でその時間は数十秒であることが特徴。
妊娠9ヶ月の終わりごろから感じる人が多いらしい。
あ、でも
「前駆陣痛わからなかった」
て人もいるよ。

前駆陣痛の体験談、こんなのがあります。
・生理痛に似ている
・膀胱を圧迫されるような鈍い痛み
・夜になると特に痛む
・下腹部を中心に痛む
・1時間に複数回の時があれば、何時間も感じない時もあって全く気まぐれ
って感じです。

かくいう私も9ヶ月終わりごろから前駆陣痛との親密なおつきあいが始まっています。
夜横になると
「うっ」「むーん・・・」
とうめき声をあげることしばしば。
それに臨月に入ると胎動が少なくなると聞いていたけど、私の場合は以前と変わらず活発そのもの。
おかげでその衝撃もプラス。
隣の部屋で眠っている母は怪訝に思っていることだろう。

本番陣痛はこれの何十倍かの痛みなんだろな。

妊娠中期の頃、一度むくみについて書いた。
後期になってみると、もっとド迫力でむくみ攻撃がやってきた。

朝はそれほどでもないのだが、少し時間がたつと足の甲がぷっくりふくれてくる。
丸々と太った赤ちゃんの足を想像してほしい。
あんな感じ。でも、赤ちゃんと違ってオトナの妊婦の足なんてちーっともかわいくない。
もちろん以前履いていた靴なんてとっくに入らなくなっている。
むくむとなんともいえないだるさもでるから不快でもある。

定期健診では毎回「浮腫」のチェックが行われる。
助産師さんが足首より少し上あたりを押してみて皮膚の戻りを見てくれる。
そこんところはなんともないのよ。
でも、9ヶ月あたりから足の甲と手指のむくみの自覚がでてきた。
これ、悩む人多いみたい。
妊娠後期は大きくなった子宮に血管が圧迫されて下半身がむくむのだそう。
たしかに今私のおなかはスイカのようだ。たいしたプレッシャーだろうな。

さて、妊娠後期のむくみ対策を紹介しよう。
マタ友からの情報や私の体験談でございます。

・靴下を履く→むくみの原因である冷えを予防する。夏妊婦にはキツイ。
・足湯をする→お風呂に入ったついでに足湯。夏でもこれはキモチイイ。リラクゼーションにもなる。
・水分をセーブする→助産師さんによれば1,000ml/日を目安に摂り過ぎないようにすべきだそうだ。これまた夏妊婦にはキツイ。
・足を高くする→むくみギョーカイではジョウシキ中のジョウシキ。
・すいかを食べる→すいかは利尿効果がある。私には結構効果がある。しかし今年はすいかが高いんダナ・・・。背に腹は換えられんので、母に泣きついて買ってきてもらっている。

尚、すいかと同じように梨にも利尿効果があるそうです。その他に「便秘」に効果あり。また、含まれているカリウムが余分な塩分を体外に排出するので「血圧低下」も期待できるそうです。お、まさしく妊婦のトモではないですか。
すいかの季節が終わったら梨にスイッチしますぜ。
富山の梨はおいしーんだぁ。

初産婦の場合は出産の際里帰りする人って結構多い。
半数以上の人が里帰り出産するそうだ。
里帰り出産にはメリット、デメリット両方ある。

メリットは
・産後自分の体の調子が優れない時期に、実の両親にいろいろお世話をしてもらえる
・赤ちゃんに慣れない不安な時期に子育てのアドバイスをしてもらえる
・気が楽
・夫との生活での家事をしなくて済む

デメリットは
・妊娠中診察してもらっていた病院と出産する病院の間で経過の伝達がうまくいかな場合がある
・出産時に父親が間に合わない場合が多く、感動を味わって父親としての自覚を持ちづらい
・産前産後の移動がタイヘン
ってなところでしょうか。

私が里帰りしてから3週間ほどが過ぎた。
きのうは2度目の検診。ここで里帰りのデメリットを痛感することになった。
「体重激増」である。
これまで毎回の検診の体重測定を微増で過ごしてきて、「体重管理は申し分ないですね」なーんて褒められていたのに。
あろうことか、ここに来てたったの2週間で2キロ増!
なんだか急に落ちこぼれになった気分である。
体重測定などしてくれた助産師さんは
「里帰りした途端、体重が急激に増える人って多いんですよね」
と言う。

理由は母の手料理。
地方のせいか私の母の性格か、毎晩食卓には4~5品おかずが並ぶ。
これ別にご馳走ってわけじゃなくいつものことなのだ。
それぞれに箸をつけると自然に食べる量が増える。
オソロシイ。
本当にありがたいことなんだけどね。

きょうから食事を控えようっと。

妊娠すると何故か足がつりやすくなる。
寝ている間に、こむら返りになるのだ。
私の場合は、妊娠5ヶ月に入ったころに始まった。
明け方のこむら返りで強引に目を覚まされ,、軽いパニック。
これまでスポーツをしている最中にこむら返りになることはあった。でもまさか寝ているときになるなんてどーして?

妊婦の足がつりやすいのにはこんなワケがあるそうだ。
・妊娠によってカルシウムやマグネシウム、リンなどの体内バランスが崩れること。
・大きくなったおなかの影響で足への血液循環が滞りがちになること。

それにしてもこむら返りってタマらない。
マッサージをして治すのも一苦労。
何か手はないかと思っていたら発見しましたぞ。

200608240700000 こむら返りって足先をこーんな状態に伸ばした瞬間に起こりがちじゃありません?
まずは、足がこの形にならないように気をつけること。

200608240701000 で、「あ、ツリそう!」
って感じたとき、すかさず足をこんな風にしてみてください。
かかとを突き出して踏ん張る感じかな。
あーら不思議。これだけであっさり治まります。

せっかく極意をマスターしたというのに、今朝この写真を撮っていたらあっさりツってしまいました。トホホ。
でもこむら返りとのつきあいもあと1カ月なんですよね。
少しだけ、寂しいですわ。

よく『妊娠・出産は病気じゃない』っていう。
この言葉は
「病気じゃないんだからあまり体を大事にしすぎてはいけません。出産がタイヘンになってしまいますよ」
という戒めの意味で使われたり、
「いくらツワリがひどくても病気じゃないんだから心配しすぎなさんな」
という励ましの意味に使われたりもする。

『妊娠・出産は病気じゃない』は保険行政の中にも生きている。
そう、病気じゃないので健康保険が効かないのだ。
通常病院などで診察を受けるとき、私達は健康保険のおかげで費用の3割だけを自己負担している。
ところが、『妊娠・出産は病気じゃない』ので診察や分娩にかかる費用は全額自己負担しなければならない。
これが、きっついんですね。

これを援助するために社会保険から「出産育児一時金」というものが支給される。
現行では1児につき30万円。
でもねでもね、30万円じゃ全然足りないんだよねー。
こども未来財団の「子育てコストに関する調査研究」(平成15年3月発表)
に「妊娠・出産コスト」の調査報告がある。
これによれば「妊娠出産コスト」は50万4千円。
その内訳はというと
・分娩入院費      364,618円
・診察料       90,215円
・妊娠用品の購入等 48,849円
である。

30万円では肝心の分娩入院費にも足りない。
都市部での分娩費用はもっと高くて、この額での出産はとても無理。
それに、もしも切迫流産や切迫早産で治療や入院が必要になったらもっともっとお金はかかってきちゃう。
自宅安静で済んだとしても「炊事・洗濯・掃除などの家事も一切禁止」ということも多いから、よほどマメなご主人でもいない限りどうしてもできあいの食事が多くなってお金は羽がついたように飛んでいくだろう。

でも、もうすぐ少しだけ状況が良くなる。
きのうの記事にも書いたけれどこの10月1日からは「出産育児一時金」が5万円増えて35万円になるのだ。
これで分娩入院費分はほぼカバーできるようになる。
願わくば診察料分もカバーしてもらいたいところだが、この少しの前進を喜ぼう。
少子化が進んでいる要因のひとつに「経済的な問題」があるのは確かだ。
問題が少しでも解消すれば出産へのハードルは低くなるはずだもんね。

あ、私の場合、この「出産育児一時金」30万円になるか35万円になるか微妙な時期に出産予定日が設定されております。
うーむむ、さてどうなるか。

妊娠した途端、私に小さな特技ができた。
人がたくさんいるところで妊婦さんを見つけるのが早くなったのだ。
ほんの少しのおなかのふくらみでもその人の仕草でそれとわかる。
こんなハナシを1歳の子を持つ先輩ママにしていたら、
「あら、産んだら産んだで乳児連れのママにいち早く気付くようになるのよ」
だって。
はぁーん。同類には敏感になるのかも。

だから私の周囲に妊婦が異常発生しているように感じていたのも、きっと同類に敏感になっているだけなんだと思っていた。
ほんとにびっくりするぐらい同時期に友人知人に次々と妊婦が出現してたんだ。
アナウンサー仲間だけでも4人。
学生時代のごく親しいグループに3人。
その他友人知人あわせて両手では足りない。
一日に3人の妊娠を知らされたなんていうミラクルな日もありましたよ。
私が30歳前後であるならこれほどいぶかしく思わないんだけど、とうに過ぎている私の周囲のこの妊娠ラッシュはなんなんだろ?と思っていたんです。
ま、これを「同類に敏感」で片付けていたんですがね。

ところがですよ!
きのうこんなニュースが発表されました。

「厚生労働省が21日発表した人口動態統計(速報)によると、2006年6月の出生数は9万2047人で、前年同期を5か月連続で上回った。
 5か月連続の増加は6年ぶり。出生数の回復傾向により、女性が一生の間に産む子供の数の推計である合計特殊出生率も、06年は6年ぶりに上昇に転じる可能性が高まった。」 (2006年8月21日22時11分 読売新聞 読売オンラインより)

あら。気のせいじゃなかったんだ。今年って何故か出生数が増えているんだ。
しかし、その原因が分からない。ほんっとに謎だ。

まさか
「このままでは年金制度が崩壊してしまう。私達夫婦が頑張ってわが国の年金制度を支えなければ!」
とお国のために急にみんなが出産を決意したってことはなかろう。
経済的な支援について言えばたしかに今年の10月1日から変化がある。
「出産育児一時金」の支給額が5万円増額されるのだ。
でも、5万円のために
「じゃあ、こどもを作りましょうかね」
と決断する人ってまずいないと思う。

「労働環境が改善されたせいか?」
なんて分析があったけれど、私は断じてそうは思わない。
産休と育児休暇をとって、すんなり職場復帰できる人なんてほんの一握りだと思う。
もちろん就業規則など企業側の整備は進んでいるはずだから、会社員の人にとっては制度的には復帰の土壌は整っているはず。
ところが、周囲の同僚の理解が得られるかというと必ずしもそうでない。

大きなおなかで働いていたら
「心配で見てられないからさ、お願いだから早く産休とってよ。」と男性社員に言われたとか。
力仕事をしなくてはならない部署からの配置転換を希望したら退職を勧告されたっていう人もいる。

私はフリーランスで仕事をしているので事態はより深刻なのかもしれない。
あるレギュラー番組については、妊娠中も続けられるかどうか尋ねられることもなくいつの間にか降板することが決められていた。
産後に復帰しようと思っても、もちろんまた0からオーディションを受けての再出発となる。
まあ、私は「どーってことないわ。なんとかしてやる」って思っているんだけどね。

ハナシを戻そう。
もしも産後めでたく仕事に復帰できたとしても、こどもが熱を出せば保育所に迎えにいかなくてはならないし、働ける時間だって限られる。周囲の理解がなくてはどうにもならない。
もちろんママ本人が理解を得られるように最大限の努力と気遣いをすべきだと思う。
でも未だに職場の男性には「妊娠・出産したら女性は仕事を辞めて家庭に収まるべき」と思っている人が多いのも現実。
そんなバカな。
有能なママさんを辞めさせるぐらいなら、そこらにいっぱいいるやる気のない給料泥棒男性が辞めた方が会社として生産性が上がるってもんだ。
第一、「ママは仕事辞めるべき」って思ってる男性諸氏だってお母さんに苦労して産んでもらったんでしょ。
その中には働いてるママだっていたでしょ。
おっかしーじゃーん。

あら、つい熱くなっちゃった。

私が経験したり見聞きした妊婦さんの経験談を聞く限り、労働環境の改善なんてありませんですよ。政府の皆さん。
となると、出生数増加の理由が分からない。
妊娠したくなるサブリミナルCMでも放送したか?
妊娠したくなる宇宙線でも発射したか?
もうSFチックな発想しかできないわ。

何故だか分かる人教えてください。

初めての妊娠が確定したときとりあえず、いわゆる「妊娠本」を買うことにした。
もう何年も通っているラジオ番組制作スタジオの帰り、本屋さんに寄ってみた。
ちゃんと妊娠・出産・育児の雑誌コーナーってのがあるんですねー。
それまでまったく縁がなかったもんで全く知りませんでした。
そこに近寄るだけでかなり気恥ずかしく、あたりを見回して勝手に
「ええ、あたしのこと妊婦だと思っていただいて結構よ」
とワケのわからない気負いでいっぱいになりながらラックの前に立ちました。
妊娠中の体の変化が詳しく載っている雑誌を一冊見つけ出し、宝物を抱くようにして持ち帰りましたっけ。

その後何冊もの妊娠雑誌を読むことになるわけですが、私の妊娠生活で一番役に立った(立っている)本をご紹介します。
「シアーズ博士夫妻のマタニティブック」(主婦の友社)
以前、親友が妊娠したときに評判を聞いて私がプレゼントしたものなんですが、無事出産を終えた彼女が「今度は私に読んで」と贈ったものを貸してくれたんです。無事かわいい赤ちゃんを産んだ彼女から返ってきたものなので縁起がいいなって思っています。

060821 これ、アメリカの妊娠本です。
著者は小児科医のウィリアム・シアーズさんと奥さんのマーサさん、それに産婦人科医のリンダ・ホルトさん。
奥様マーサさんとウィリアムさんの間にはなんと8人の子供がいるんですよ。
つまり8回も妊娠出産を経験しているってことです。プロですよね、完全に。
マーサさんは妊娠・出産のたびごとに新しい方法を試していたりしてポジティブにこの期間を過ごしているのがおもしろい。
それに医師が書いた本なので普通の妊娠本よりも医学的な側面から詳しく書かれています。
一例を挙げると「ブラックストンヒックス収縮」について。
45秒以内で収まる子宮の収縮のことなんですが、実は本人が気付かないだけで妊娠3ヶ月ごろから始まっているのだそうです。
それがどんどん強くなっていくんですね。
これは出産にむけて子宮がウォーミングアップをしているんだそうです。
このことについてあらかじめ読んでいたおかげで、私は短い収縮が起こっても慌てずにすみました。

そうそう、表紙の妊婦さんのイラストですが、一部で私に似ているという声も。
どうだろな?

私が初めて胎動を確信したのは妊娠5ヶ月の終わりごろ。
そのころは長く続いたツワリの終わりごろ。
ツワリはおなかに赤ちゃんがいてくれる証拠だと考えるよう努めて乗り越えようとしていたけど、もっと楽しい形で赤ちゃんの存在を実感したいなって思いました。
だから、胎動っていうものを今か今かと待っていたんです。

ところがである。
胎動っていうものがどうにも分からないんだ、これが。
ドラマなんかでは
「あら、今蹴ったわ。あなたここよ。触ってみて!」
なーんて言うじゃない?
あんなふうに赤ちゃんがある日突然蹴ってくるんだと思い込んでたのだ。

それが胎動だったのだと気付いたのは、私の大きくなってきたおなかを見るために上京してくれた実母がきっかけだった。
ど「胎動が、まだ分からないんだよねー。」
母「あら、そう?」
ど「最近腸の中をガスがぽこぽこ動いてる感じがするんだけどさ。妊娠するとガスってたまるよねー」
母「あら、それが胎動よ」

えーーーー!それなら随分前から感じていたような。
私は心待ちにしていた胎動を、よりによってオナラの腸内移動と間違えていたようだ。
ちなみに経産婦さんは経験済みなので胎動の始まりに気付きやすいらしい。

その後、胎動はどんどん力強くなっていきました。
初めて気付いたときの蝶の羽ばたきのようなささやかな胎動を今ではちっとも思い出すことができません。
いつのころからか、横になると子宮がリラックスするのか、おなかの赤ちゃんは運動し放題になりました。
特に私が左を下にして寝ると赤ちゃんの足が床に向かう形になるのでほとんど足踏み状態。
運動会の行進さながらなのです。
君は一体何に備えているんだ・・・元気なのは嬉しいよ。でも、私できれば夜は眠りたいんですが、いかがなものでしょう?

おなかが大きくめだってくると、いろいろな人が話しかけてくれるようになる。
「あら、予定はいつ?」
という質問についで多いのが
「まあ、おなかがとがってるわね。男の子だわね」
とか
「あら、丸いおなかだから女の子だわね」
という即席診断。
これって、信憑性あるのかなぁ。

妊娠にまつわる伝承はいろいろある。
「妊婦はお葬式に行っちゃいけない」
「妊婦は火事の火を見ちゃいけない」
「産後3週間は水に触ってはいけない」
性別に関わるものだと
「おなかが前に突き出ていると男の子」
「ママの顔が優しくなると女の子」
「ママがやつれてくると男の子」
などなど。
真偽のほどはまったく分かりませんけどね。

で、先日マタ友ランチのときのこと。
このときの参加者のほとんどが検診の際にベビーの性別を聞いていた。
その性別とおなかの形を見比べてみたら・・・
「男の子」→「みぞおちのあたりから急勾配でおなかが前に突き出している」
「女の子」→「みぞおちからゆるやかに下に向かって大きくなっている。なだらかなふくらみ」
と明らかに形が違っていることがわかった。
これは大発見!
こんなにはっきり分かれるなんて!
このときのメンバーには出産時まで性別を聞かない方針の人もいた。
でも、私達の即席研究で彼女のベビーの性別はあっさり判別できてしまった感じ。
ご本人も含めて一同妙に納得してしまった。
おなかの形とベビーの性別ってほんとに関係あるのかもね。

え。
「私のおなかの形はどうなのか?」
ですって?
それは秘密デス。

里帰りを前に夫に向けた「家事マニュアル」なるものを作ってみた。
夫は長く一人暮らしを経験していたので、一通りの家事はこなせる。
ときには料理をしてくれることもあるし、洗剤など日用品の買い置きがなくなるのに気付くのはいつも彼の方。
安心して里帰りすればいいようなものだけど、結婚して3年近くたつといつの間にか家事分担がはっきりしていることにきづいた。
そこで、念のため「家事マニュアル」なるものを作ってみたのだ。

項目は以下のとおり。
・観葉植物への水遣り
・掃除の方法
・ゴミ出し
・キッチンの管理
・お金の管理
・洗濯のポイント
・出産後の役所関連の各種手続き

といったところ。
里帰りされる皆さんはどんな風にしてるんだろ?
まあ、家事なんて自分が許せる範囲で手を抜いたって誰かに迷惑かけるわけじゃないから、ほんとはマニュアルなんて必要なかったかもしれない。
でも、どうしても気になるのが食生活。
健康維持には食生活が大切と信じて疑わない私は、そこのところだけ心配している。
うどんやらそばやら冷凍食品やら買い置きをたくさんしておいたけれど、少しでも野菜を多くとってほしいなあなんて思ったり。

と、ここまで書いていて気付いた。
これって、田舎から都会で暮らす息子を思う母の心境にそっくりではないか。
こんなところで母性本能を発揮してどうする、土井里美。
これから産まれるわが子に母性本能を発揮しなくっちゃだわよ。

でも、やっぱりこの場を借りてプレパパに伝えたい。
「おーい、元気かぁ?野菜も摂れよー!」

初めての診察からお世話になった地元の産婦人科。
親切でサービス精神も備えた院長先生と、適度な距離感で優しく接してくれたスタッフの皆さんとも、里帰り前までのおつきあいとなった。

里帰り後は出産を予定している富山の病院に転院することになる。
これまでの検診のデータについては、「紹介状」をもらって転院先の病院に提出し引き継いでもらう。
私にとっては初めての紹介状。
すっかりなじんだ産婦人科の最終検診でもらった紹介状にはしっかり封がされていた。
いったい何が書いてあるんだろ?

さて、ところ変って転院先の初検診。
新しい先生の手元には受け付け時に提出した紹介状が開封されていた。
思わず興味本位で覗き込む。
あらま。1枚だけのぴらっとした簡略なものだ。
これまでの妊娠期間の3つの時点での赤ちゃんの頭の大きさなど数値が書き込まれている。
そしてひとこと。
「経過は順調です」
あらまあ、随分あっさりしたものなのね。
過去のすべてのカルテをコピーしたりするのかと思ってたけど。
なーんてあれこれ考えていたら、新先生がぽろっとこう言った。
「あら、他のデータはもらいませんでした?あっさりした紹介状ですね」
ん?ということはもっとデータびっしりパターンの紹介状もあるんだな。

これまで通っていた病院の先生は、検査データをすべて母子手帳に貼付してくれていた。
それを新先生に知らせると
「あ、なるほど。」
と母子手帳を参照して検診は滞りなく進み、終了した。

考えてみたらこれ合理的なシステムだと思う。
妊婦は外出時に母子手帳を持ち歩くから、万一体調に変化があって最寄の病院に駆け込んだときでも貼付してある検査データをドクターに参照してもらうことができる。
転院する場合でも、究極紹介状がなくても検診結果を引き継いでもらえるってことでもあるよね。
それに紹介状を書くドクターの手間もかなり省けているだろうし。

そうそう、紹介状の料金って病院によってかなり違うらしい。
私の場合「文書料」と称して3,000円也。
7,000円だったとかもっと高かったなんて話も聞くから、リーズナブルな方なんだと思う。
簡略な紹介状のスタイルをとっているおかげでこの料金ということなら、シンプル大歓迎だ!

里帰りに際し、移動時間を夜間に設定したのには理由がある。
まず、暑い盛りの時間に車に乗って疲れるのを避けること。
更にもうひとつ、深夜に高速道路を通行すると割引制度が適用されること。
正直いってこれが大きい!

関越道を利用する私の場合、利用できるのは深夜割引
「ETC総合情報ポータルサイト」のHPを見ると
「ETCをお使いの車両(全車種)を対象に東/中/西日本高速道路株式会社が管理する高速自動車道を深夜時間帯(午前0~4時)に走行した車両に対して、利用区間の通行料金を割引いたします。」
とある。
長距離の利用料金はばかにならない。
これが3割引になるっていうのはありがたい。
利用しない手はないというわけで、この「深夜時間」にかかるように出発時間を設定したのだ。

更に、調べてみるとお徳なサービスはほかにもある。
ETCマイレージサービスというのがそれだ。
「高速国道等の通行料金のお支払い額に応じてポイントが貯まり、そのポイントを無料通行分と交換いただけるお得なサービスです。 」
というもの。
私の里帰り時の他にも、「いざ出産!」となれば主人が高速道路を使うことになる。
よおし、せっかくだからマイレージを貯めよう!
里帰り前にマイレージサービスを受ける手続を済ませた。

最近はガソリン価格がびっくりするぐらい値上がりしているので、ここでの節約はその埋め合わせ程度かもしれない。
でも、これからモノイリになることを考えると、お徳な制度は利用しなくっちゃね。

8月8日に無事、ふるさと富山に里帰りをいたしました。
実家でのネット環境が整わなかったためブログの更新が滞っておりました。
「もしや産気づいたのでは!」
と心配くださった方、まだまだそんなことはございません。
元気に妊娠後期を過ごしております。

さて、きょうは里帰り出産の話を。

初めてのお産は嬉しいと同時に不安がいっぱい。
出産時だけでなく産後の体力の回復も考えて、私は結局里帰り出産を選んだ。

出発を前に病院の先生に車を使った移動の注意事項を聞いてみた。
「こまめに休憩をとってくださいね。あとシートベルトは低めの腰骨のあたりにあててください。お気をつけて。」
とのこと。
33週での里帰りは早めとはいえないので少し心配していたんだけど、どうやらのんびり行けば心配はなさそうだ。

そして里帰り当日。
荷物が・・・荷物が恐ろしい量になってしまった。
夏から秋にかけての滞在になるので、その間の衣類だけでスーツケースはいっぱい。
その他にもわんさかある。
あちこちからいただいた赤ちゃん衣類のお下がりも持っていかなくては。
まとまった時間がとれそうなので、かねてから勉強したかったweb関連の重たーい本を数冊。
いただいたお産関連のアロマテラピーグッズや安産のお守りも持っていかなくっちゃ。
もちろん入院グッズは必携。
それからPCに・・あ、PCデスクと椅子もあった方がいいな。
・・・というわけでまるで夜逃げでもするかのような支度になってしまいました。
宅配便であらかじめ荷物を送る人が多いのも納得。

日中の暑さを避けようと、夕方に自宅を出て涼しい時間に車を走らせることにした。
ふるさと富山の実家までは車で5時間というところ。
でも、今回は同じ姿勢で座席に座っているのが辛いので1時間に一回程度は休憩することにして2時間の余裕を見るのんびり行程。

流れていく車窓の風景を見ながら、
「今度この道を通るときにはママになって、新しい私になっているんだ」
と妙に感じ入りながらの旅でした。

とにもかくにも、出産の地に到着。
あとはそのときを待つのみとなりました。

きのうは両親学級で知り合ったマタ友とランチ。
いよいよ9か月に入ったみんなのおなかはとっても立派になっていた。
出産情報や妊娠中のマイナートラブル、産後の検診など話は尽きない。

今回のランチに選んだのはこぢんまりとしたイタリア料理店。
私たちのテーブルの目の前には立派なワインセラー。
適温に冷えたワインがぎっしり詰まっていた。
このマタ友チームのほとんど全員がアルコールについていわゆるイケル口。
禁酒中の私たちは
「目の毒ねぇ」
と言いながらりんごジュースをちびりちびり。

と、お店の気さくな給仕のお兄さんがワインと妊婦の話をしてくれた。
「皆さん知ってますか?ワインはたくさんあるけれどカリフォルニアワインだけが『妊娠中の方は飲まないでください』ってラベルに書いてあるんですよ」
そういってカリフォルニアワインを取り出しラベルを見せてくれる。
あ、ほんとだ。
訴訟が多いというお国柄ゆえか?
アルコールによる胎児への影響について意識が高いのか?

ま、いずれにしろこの「妊婦は飲むな」のラベルのおかげで、この先卒乳までの数ヶ月禁酒は続けようと決意を新たにしたのでした。
しっかし、これだけ暑いとビールが恋しいワ。

もう何年も前のことだけど赤ちゃんが産まれたばかりの人の家に行ったときに未知との遭遇をした。
ひとしきりかわいい赤ちゃんを見せてもらったところで、彼女はやおらシャツを捲り上げた。
見せてくれたのはおなか。
「ほら、妊娠線こんなにできちゃったのよ。」
って。
あらま、ほんとに何本かのうっすら茶色がかった線が縦におなかに走っていた。
そのときおなかはすっかりぺちゃんこになっていたんだけど、それはたしかに彼女がおなかを大きくした証拠。
今なら分かるが、妊婦は(私は)おなかが大きくなればなるほど何故か誇らしい気持ちになったりするんだナ。
そのときの私は
「うわぁ、すごい!」
とただただ驚くばかりだったけど。

時は下って、2006年の妊婦の私はせっせと妊娠線予防クリームを使っている。
おなかに赤ちゃんがいた証拠が残るのは微笑ましいなって思うけど、妊娠線っておなかだけにできるわけじゃない。
太ももとかおっぱいにもできたりするんだって。
まあ、誰に水着姿を見せるワケでもないんだけど自分の気持ちの問題で妊娠線作らない方がいいかなって思うようになった。
それに妊娠線ってひとたびできると消えないらしい。美白化粧水で薄くすることはできるらしいけど。

で、私が使っているクリームはこれ。

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チューブのが友達がプレゼントしてくれた「ピジョン・ボディマッサージクリーム」
香りがほとんどないのでツワリ中は助かりました。
他の商品も試してみたけど香りに負けましたので、これにめぐり合ってからは愛用中。
とってもよく伸びて使い心地もいいんだよ。

そして、黄色いパッケージの方は妊婦界で人気の「ボディショップのボディバター・マンゴー」
妊娠していない人にも人気だと思います。
マンゴーは肌の乾燥を防いでくれるということで特に人気が高い、とショップのお姉さんが言ってました。
これたっぷり入っているので惜しげもなく足や腕など全身に使えます。
着けた後はマンゴーデザートになった気分。なんだか癒されるんだよね。

ガンガン使っているので、産まれてくる赤ちゃんがこの香り覚えていたりして。

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土井里美 プロフィール

土井里美写真

1970年生まれ、富山県朝日町出身。 東京で3年間のOL生活の後、放送の世界へ。 1996年BSN新潟放送のアナウンサーに。 報道、食リポート、ラジオDJなど様々な番組を担当。 2001年よりフリーアナウンサーとして首都圏を中心に活動中。 担当番組に 「ザ・ホットラインヨコハマろはす」 「土井里美のMY朝!MYペースモーニング!」 「土井里美のかわさき・みつけた」(以上、ラジオ日本) 「パルナスの丘」(NHKデジタルラジオ)他多数。 2005年にAFPの資格を取得。特技は早くて安い料理と手相観。モットーは「楽しくしぶとく」。 公式サイトは「フリーアナウンサー土井里美」。

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