初めての診察からお世話になった地元の産婦人科。
親切でサービス精神も備えた院長先生と、適度な距離感で優しく接してくれたスタッフの皆さんとも、里帰り前までのおつきあいとなった。
里帰り後は出産を予定している富山の病院に転院することになる。
これまでの検診のデータについては、「紹介状」をもらって転院先の病院に提出し引き継いでもらう。
私にとっては初めての紹介状。
すっかりなじんだ産婦人科の最終検診でもらった紹介状にはしっかり封がされていた。
いったい何が書いてあるんだろ?
さて、ところ変って転院先の初検診。
新しい先生の手元には受け付け時に提出した紹介状が開封されていた。
思わず興味本位で覗き込む。
あらま。1枚だけのぴらっとした簡略なものだ。
これまでの妊娠期間の3つの時点での赤ちゃんの頭の大きさなど数値が書き込まれている。
そしてひとこと。
「経過は順調です」
あらまあ、随分あっさりしたものなのね。
過去のすべてのカルテをコピーしたりするのかと思ってたけど。
なーんてあれこれ考えていたら、新先生がぽろっとこう言った。
「あら、他のデータはもらいませんでした?あっさりした紹介状ですね」
ん?ということはもっとデータびっしりパターンの紹介状もあるんだな。
これまで通っていた病院の先生は、検査データをすべて母子手帳に貼付してくれていた。
それを新先生に知らせると
「あ、なるほど。」
と母子手帳を参照して検診は滞りなく進み、終了した。
考えてみたらこれ合理的なシステムだと思う。
妊婦は外出時に母子手帳を持ち歩くから、万一体調に変化があって最寄の病院に駆け込んだときでも貼付してある検査データをドクターに参照してもらうことができる。
転院する場合でも、究極紹介状がなくても検診結果を引き継いでもらえるってことでもあるよね。
それに紹介状を書くドクターの手間もかなり省けているだろうし。
そうそう、紹介状の料金って病院によってかなり違うらしい。
私の場合「文書料」と称して3,000円也。
7,000円だったとかもっと高かったなんて話も聞くから、リーズナブルな方なんだと思う。
簡略な紹介状のスタイルをとっているおかげでこの料金ということなら、シンプル大歓迎だ!



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